生き方

【5分要約】Vol.33_読書する人だけがたどり着ける場所

ゴミー
ゴミー
今時、ネットがあるのに読書って古くない?

今回はそんなあなたにおすすめしたい1冊をご紹介します。

こんな人にオススメの1冊


✔︎ これから読書を始めたい
✔︎ 本は良いって聞くけど、どんな良いことがあるか知りたい
✔︎ ネットが発達した今、本を読む意味を知りたい

こんにちは、ゴミー(@GOMIE_BLOG)です。
 
今回取り上げるのは、累計20万部突破*のベストセラー「読書する人だけがたどり着ける場所」です。
 
文学・読書の大家である齋藤先生が、ネット時代だからこそ勧める「読書する理由」と「人生と知性に深みをつくる読書」の仕方を紹介する1冊。今回も5分で読めるように要約していきます。* 2021年4月時点

 

著者情報

 齋藤 孝(教育学者・著述家)

・明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。
・『身体感覚を取り戻す』で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。
・『雑談力が上がる話し方』はじめ著書多数。TBSテレビ「情報7days ニュースキャスター」等テレビ出演多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。
 

 

 

読書とは体験


著者の齋藤さんは主張します。
 
「今こそ、本を読むべきだ」
 
最近の人はあまりにも本を読みません。「読書時間ゼロの大学生が過半数を超えた」という恐ろしいデータもあるくらいです。
 
では、一体何に時間を使っているのでしょうか?
 
実は彼らは本を読まないと言っても、SNSなどで文章は読んでいます。そして、多くの人は「本なんて読まなくてもネットでいいじゃん」となるわけです。しかし、ネットで読むことと読書には重要な違いがあります。
 
それは「向き合い方」です。
 
ネットで何かを読もうとする時は、文章にじっくり向き合うというよりは、面白そうなものだけをサクサク読もうとしますよね。その結果、一つのコンテンツに向き合う時間は短くなってしまいます。
 
言い換えると、ネットで文章を読む時、私たちは読者ではなく「消費者」なのです。
 
この消費だけの状態では、その時は「へー」と思ってもすぐに忘れてしまいます。浅い情報は持っているけれど、人生の深みが増すことはありません。
 
それに対して、読書では「さあ、この本を読もう」と腰を据えて、人の話を聞くような構えになります。著者と2人で部屋に籠もって話を聞くような感覚です。
 
そして、最後まで話を聞くとどうなるか?
 
「体験」としてあなたの中に刻み込まれることになります。実際に本の登場人物に感情移入している時の脳は、実体験をしている時の脳と同じ動きをしていることが研究でも分かっています。
 
幸せな体験、辛い体験、感動的な体験、本を読むことで疑似体験できるわけです。そして、そんな「体験」を積み重ねていくと人格形成に影響し、人として成長していくのです。
 
 

実体験を活かせる


しかし、こう思われる方もいるのではないでしょうか?
 
「読書より実体験の方が大事。外に飛び出して自分で体験した方がいい。」
 
それに対し、齋藤さんは「読書は実体験と矛盾しない」と言います。本を読むことで、言語化できなかった実体験の意味に気付くことができるのです。
 
もちろん、実際に手を動かして体験することも大事です。しかし、その体験を解釈するための知識や思考能力がなければ、実体験をうまく活かせないわけです。
 
全く本を読まない人とめちゃくちゃ本を読んでいる人が、同じ実体験をした時に、果たして同じように感じるでしょうか?
 
絶対に本を大量に読んでいる人の方が、その実体験を深く理解できるでしょう。つまり、読書によって解釈の仕方が変わってくるということなんですね。
 
 

深い人になれる


世の中には、浅い人と深い人がいます。
 
そして、深い人は人を魅了しますよね。豊かな友人に囲まれ、愛する恋人に囲まれているでしょう。
 
齋藤さんは質問を受ける機会が多いようですが、本質に触れる深い質問ができる人と、表面的な浅い質問しかできない人がいると感じるそうです。
 
浅い質問は答えて終わりなので、話が広がりませんが、深い質問は刺激になって思考が深まります。また、その答えで質問者の考えも深まるし、お互いにとって実りのある時間となるわけです。
 
では、浅い人、深い人って一体何が違うのでしょうか。
 
それは「教養」です。
 
教養があれば、物事の本質を捉えて理解することができます。そして、教養を身に付けるには読書ほど適したものはありません。西郷隆盛や高杉晋作をはじめとした歴史上の偉人も狂うほど本を読み、自らを培っていたと言います。
 
 

コミュ力が身に付く


深い人になれる以外にも、本を読む大きなメリットが実はもう一つあります。
 
それは、「コミュ力が上がる」ということ。
 
飲み会に行ったらコミュ力が上がると思っている方がいますが、コミュニケーションにも浅い深いがあります。ワイワイ楽しいコミュニケーションだけならそれで良いかもしれませんが、浅いやり取りだけでは信頼は得られません。
 
それに対し、深いコミュニケーションができる人は相手の深い部分に触れることができます。その結果、信頼も獲得して親身になってくれたという印象も与えられる上、愛情も感じられるわけです。
 
当然ですが、仕事をする上でもプラスにしかならない力ですね。
 
 

心が豊かになる


では、本当に魅力的な人とはどんな人でしょうか?
 
もちろん見た目が良い方が良いに決まっていますが、最後は「心」です。
 
実際に今あなたが魅力的だと感じる人を思い浮かべてみてください。おそらく見た目だけではないはずです。深い会話ができ、人間力が高い人が魅力的に映ると思います。
 
恋愛においても「心」が非常に大事です。みなさんはどんな女性が好きですか?どんな男性が好きですか?
 
もちろん最初のうちは見た目も重要でしょう。でも例えば、結婚するならはっきり言ってお互い年を取っていくわけだから、見た目の重要性はどんどん下がっていくわけです。お互いにある程度の年齢になり、見た目の重要度があまり高くなくなると残るのは何でしょうか?
 
「心」ですね。
 
本をたくさん読んで色々な価値観を吸収していると、心が豊かになり知性が養われます。そして、そんな人とは話していて本当に楽しいものです。自分には知らない世界の見方を教えてくれたり、一緒にいて勉強になります。
 
若い頃の恋愛は見た目を重視するかもしれませんが、ある程度大人になってくると、大事なファクターとして「心」が占める割合がどんどん高くなってくるわけです。恋愛に限らず、すべての人間関係において言えることですね。
 
 

最後に

「読書する人だけがたどり着ける場所」、いかがだったでしょうか?
 
特に「本じゃなくてもネットでいいでしょ」という方に響いたらいいなと思い、今回は本書を取り上げました。ぜひこの記事をきっかけに、1人でも本を手に取られる方が増えたらとても嬉しく思います。

 
 
今回は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました。今後も仕事や人生に役立つ情報をどんどんアップしていきますので、覗きにきてください。
 
ではまた!