本要約

【5分要約】Vol.21_夢をかなえるゾウ

こんにちは、GOMIE(ゴミー)です。
 
今回取り上げる本は、聞いたことある方が多いと思いますが、シリーズ累計なんと400万部*を突破した『夢をかなえるゾウ』です。ガネーシャという関西弁の怪しい神様が登場する小説形式の自己啓発本で、笑って泣ける上に、生きる上での大切な教訓が詰まった1冊です。今回も5分で読めるように要約していきます。* 2021年2月時点

 

著者情報

 水野 敬也(小説家)


・1976年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。処女作『ウケる技術』(共著)が25万部のベストセラーに。
・本書『夢をかなえるゾウ』シリーズは400万部を超え、現在も版を重ねている。他の著書に『雨の日も、晴れ男』『大金星』がある。
・作家活動以外にも、恋愛体育教師・水野愛也として、著書『LOVE理論』、講演DVD『スパルタ恋愛塾』がある。

 

 

人生を変える方法① 絶望的な不幸

ガネーシャは「人生を劇的に変える方法は2つしかない」と断言しています。
 
1つ目は「絶望的な不幸」です。こんなことなら「もう死んだほうがマシだ」と思ってしまうくらいの不幸です。
 
例えば、会社をリストラになるとか、ずっと信じてきた人に裏切られてしまうとか。こういう絶望的な体験は間違いなく人生を劇的に変えるとガネーシャは言います。絶対に遭遇したくないですが、なんとなく分かる気がしますよね。
 
今まで「できれば成功したいな」とか「でもあんま辛いことはしたくないな」とか思っていた人でも、例えば借金3億円とか背負うことになれば泥臭いとかもはや気にせず頑張るしかないですよね。その結果、半ば強制的に人生が変わるわけです。
 

人間は気が付いたら、いつも楽な方に流れていきます。挑戦をしない理由を考える時だけは、頭が冴え渡って何個でも言い訳を作り出せる生き物です。
 
ただ、そういう逃げ道を作るのって余裕があるからできるんですよね。だからこそ、絶望的な不幸には人生を変える強い力がありますが、一方で自分の意識で取り組める方法ではありません。
 
そこで、実は次に紹介する2つ目の方法こそ、人生を変える上でより重要なポイントになります。
 
 

人生を変える方法② 才能を認めてもらう

人生が劇的に変わるもう一つのタイミングは、「誰かに才能を認められた時」です。
 
さらにガネーシャは、才能が認められた時は絶望的不幸の時より、全然パワフルに人生が変わると言います。絶望的不幸ではどうしても強制的・受け身になるのに対し、才能が認められた時は自発的・能動的に動きたい気持ちになるからです。
 

ただ、自分には突出した才能なんてないし、具体的にどうしたら認めてもらえるんだよと思われる方がいると思います。ガネーシャはこう言います。
 
とにかく、応募すること。
 
応募することで才能を認めてもらうチャンスが生まれます。これは何か景品が当たるようなキャンペーンではなく、自分の実力が試されるコンテストのようなもののことです。
 
例えば、転職活動なんかも応募ですが、どんな実力・才能があるのかをガッツリ品定めされますよね。こういう自分の実力を残酷なまでに評価される場に応募するとチャンスが巡ってくるし、運よく才能を認められた時には人生が大きく動くとガネーシャは言います。
 

ただ最大の注意点は、応募にはいつもハッピーな結末が待っているとは限らないということです。もちろん才能を認められる可能性は生まれますが、裏を返せば自分に才能が全くないことを証明してしまう可能性もあります。むしろ8割は失敗に終わります。
 
ただ、実は才能がないと分かるのも重要なことです。「自分ってこの才能あるんかな」とモヤモヤしているより、とりあえず応募して無惨に散ってた方がスッキリするし、すぐ次にもいけます。何かの才能がないと知ることは、別の才能に近づくチャンスだと前向きに考えてほしいと思います。
 
 

夢が叶わない人の特徴

また、本書には夢が叶わない人の特徴についても語られており、そこには叶える側の人間になるヒントも隠れています。
 
結論、夢を叶えられない人は「夢を面白く語れない人」です。
 
皆さんも人から夢とか将来やりたいことを聞く機会が少なからずあると思いますが、聞いていてワクワクする人がいれば、つまらない人もいますよね。この違いって一体何なのでしょうか。
 
それは語っている夢が「自分だけが得する夢」だからです。逆に、面白く夢を語れる人は、自分の夢を話す相手の夢に、社会全体の夢に進化させられているのです。
 
例えば、「とにかくお金持ちになりたい」みたいな夢って、まさしくその人だけが得する個人的な願望ですよね。一方で成功者が語る夢ですが、例えばソフトバンクの孫さんなんかは「日本に情報革命を起こしたい」とか、みんなが喜ぶような夢を語るんです。
 
ここで勘違いしてほしくないのは「自分の利益は考えずに清く正しくあれ」みたいなことが言いたいのではなく、「”お金持ちになりたい”みたいな夢をみんなの夢とも言える形に言い換えられるかが大事」ということです。これは「リフレーミング」とも呼ばれますが、「誰を幸せにするかをむしろ重点的に語る」、これを意識してほしいと思います。
 

でも、たぶん皆さん疑問に思うのは「そもそもなんで夢をみんなの夢に言い換えたら夢が叶うんだ?」というところですよね。
 
その理由は「応援してもらえるから」です。
 
多くの成功者が成功できた大きな理由は、色々な人に応援されたりサポートされてるからです。そもそも人間の個人の能力なんて大差ありません。具体的に言えば、ヒト・モノ・カネといった資源をどれだけ提供してもらえるかが、成功を掴むカギです。
 
「お金持ちになって遊んで暮らしたいんだ」って人に、自分の持っている資産とかを貸してあげようって思わないですよね。「困ってる人を助けるのが夢なんだ」と語る人の方が応援したくなると思います。
 
嘘をついたら絶対ダメですが、言い方に気を付けて応援してもらえるように夢を語ることが、実は夢を叶える近道だということを頭に置いておいて下さい。
 
 

最後に

最後に補足ですが、先にも書いたように、世の中の成功者が全く私利私欲がないかと言ったらそれは嘘になります。現にあの孫さんですら「自分の幸せが一番大事だ」と言っています。
 
自分が幸せになって初めて他者貢献を考えられる。これは過酷な環境で生き抜いてきた狩人の時代からの人間の本能なので仕方ありません。
 
以前「伝え方が9割」の記事でも書きましたが、人生は結局のところ伝え方で決まります。嘘はついたらいけません。周りからの信用を失うし、何より嘘をついている自分を好きになれないからです。しかし、夢の伝え方を変えるだけなら問題ないですし、自分も相手も幸せになれるならそれが一番良いですよね。
 
これを機に自分の夢が人の夢、社会の夢にどう繋がるのか、少し考えてみてはいかがでしょうか。日々そのように考えていれば、気付いた時には夢を面白く語れる人に変わっていると思います。

 
 
今回は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました。今後も仕事や人生に役立つ情報をどんどんアップしていきますので、覗きにきてください。
 
ではまた!