本要約

【5分要約】Vol.29_幸せになる勇気

ゴミー
ゴミー
『嫌われる勇気』を読んだけど、難しくてなかなか実践できてないなあ…

今回はこんな風に思っているあなたにこの1冊をご紹介します。

こんな人にオススメの1冊

✔︎「嫌われる勇気」を読んで理解できたけど、実践できていない
✔︎「自分って本当に誰かの役に立っているのか」と考えることがある
✔︎ 良い人間関係や幸せって一体何なのか知りたい

こんにちは、ゴミー(@GOMIE_BLOG)です。
 
今回取り上げる本は『幸せになる勇気』、あの大ヒット作「嫌われる勇気」の続編です。
 
「嫌われる勇気」は読んでみたけど、こっちは読んだことないという方も多いのではないでしょうか?今回も5分で読めるように要約していきます。

 
「嫌われる勇気」をまだ読まれていない方は、こちらの要約記事も合わせてチェックして頂ければと思います。

【5分要約】Vol.4_嫌われる勇気こんにちは、ゴミー(@GOMIE_BLOG)です。今回取り上げる本は累計200万部、大ベストセラーとなった『嫌われる勇気』です。書店やテレビで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?本書はアドラー心理学を分かりやすくまとめた本で、あのホリエモンも絶賛している1冊です。今回も5分で読めるように要約していきます。...

 

 

前作『嫌われる勇気』との違い


まず前作との違いですが、筆者の岸見一郎さんは『嫌われる勇気』が地図なら『幸せになる勇気』はコンパスだと言います。
 
『嫌われる勇気』は、アドラー心理学を知り、考え方を学べる本でした。一方、『幸せになる勇気』はアドラーの考え方をより深く知ってどう実践していくか、幸せな人生を歩むためのヒントを示した内容になっています。
 
また、本書では「愛」や「自立」といったポジティブな内容に焦点が当てられているというのも大きな特徴です。
 
 

変われない本当の理由


人はなぜ変われないのでしょうか?
 
これは「嫌われる勇気」の復習ですが、超重要なのでもう一度解説します。「原因論の否定、すべては目的論」という話ですね。
 
つまり、簡単に言えば、人は原因があるからではなくて目的があるから行動するということです。例えば、「家庭環境が悪かったから暗い性格になったし、今後も一生楽しく会話できない」と嘆く人にアドラーは言います。
 
「それは人生の嘘だ」と。
 
過去のトラウマがあろうとなかろうと、次の行動・結果に一切関係ありませんよね。

本当は他者と関わることで傷つきたくないという目的が先にあって、その目的を叶えるために誰にも関わらない暗い性格を選択する。そして、暗い性格を選択した言い訳として過去の家庭環境を持ち出している。

これが目的論の考え方でした。
 
「今この瞬間から楽しい人生にするんだ」と勇気を持って行動することが、幸せを掴むカギなのです。
 
 

尊敬とはありのまま見ること


アドラーは、良質な人間関係を築くために必要なのは「自立」だと結論付けています。そして、「自立」するための入り口は「尊敬」だと言います。
 
アドラーの考える「尊敬」とは以下です。

✔︎その人をありのまま見ること(つまり、その人に関心を寄せること)
✔︎そして、すべての人たちと横の関係を築くこと(上司や親に対してだけではなく年下や子供も)

単に「すごい」と思うことではなくて、「他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じる」ということなんですね。そうすれば相手の気持ちが分かって、結果的に良質な人間関係に繋がると言います。
 
例えば子育てを例に挙げると、子供扱いをせず一人の人間として向き合ってあげることで、子供も尊敬されていると感じて心を開いてくれるし、自立した大人に成長できるのです。
 
 

利己心と他者貢献は矛盾しない


アダム・スミスは「分業の根源にあるのは人の利己心だ」と断言しました。
 
例えば、弓矢を作る名人がいて、彼の作った弓矢を使えば命中率は格段に向上するとします。しかし、彼は狩りの名人ではないため、弓矢を売って利益を得ようと(つまり自分の利益だけを考えて)、一生懸命に弓矢作りに専念します。その結果、弓矢が大量に売れて、自分も弓矢を使う人(狩り人)も幸せになったという話があります。
 
つまり、「利己」を極めることは、最終的には必ず「利他」に繋がるんだとアドラーは主張します。
 
人間はまずは自分が満たされなければ、他人の利益を考えることができない生き物です。自分は利己心の塊だなんて考える必要は一切ないので、まずは自分が満たされるために一生懸命になってほしいと思います。
 
 

「貢献感」こそが幸福


さらに、アドラーは「人の悩みはすべて対人関係の悩みで、幸福もまた対人関係からくる」と言っています。つまり、幸せになるためには対人関係に踏み出さなければなりません。
 
そして、その幸福とは「貢献感」だと結論付けられています。人間は誰かのためになっていると思えた時にだけ、自らの価値を実感できるということです。
 
でも、自分が本当に誰かのためになっているかって知る術がないですよね。目の前で喜んでくれてる風の人がいたとしても、実際のところは分かんないじゃないですか。
 
これに対してアドラーは言います。

”その人が本当に喜んでくれているかどうかは関係ない。「誰かのためになっているはずだ」という貢献感(主観的感覚)だけでいい。”

つまり、主観的に「役立っているな」と思うことさえできれば、人は幸せを感じるということです。僕はこのブログを通して、きっと誰かのためになっていると思ってます。が、本当のところは分かりませんよね(笑)
 
要は、自己満こそが最強の他者貢献だということです。
 
 

愛することを恐れてはならない


最後にアドラーは「愛」について語っており、「愛とは保証もなしに行動を起こすこと」だと語っています。

・あの人は自分に好意があるかもしれない
・自分が好きと言ったら受け入れてくれるだろう

といった担保を求めないことです。
 
多くの人は愛されることを望み、愛されてこそ幸せだと思っています。しかし、「自分を愛してくれる人だけ心を開いて愛する」という自分のことだけを考えて自分を守る姿勢では、相手に深い愛情を注ぐことはできないとアドラーは言います。
 
愛することはあなた自身の課題で、その想いをどう受け入れるかは相手の課題だからです。(詳しくは「嫌われる勇気」の要約記事をお読み下さい)
 
課題を分離して愛することを恐れない。『幸せになる勇気』を持てるかどうかが、あなたの人生を本当の意味で決定するのです。
 
 

最後に

記録的大ヒットとなった「嫌われる勇気」にどうしてもスポットが当たりがちですが、前作よりもポジティブな「愛」や「自立」がテーマの本書。個人的にはとてもオススメの1冊です。
 
「嫌われる勇気」を読んで、アドラー心理学って「現実味が薄くてどこか受け入れきれなかった」と感じている方がいるかもしれませんが、本書を読めばアドラーの思想を深く理解でき、幸せを掴むより具体的なヒントを学ぶことができます。
 
今回の記事が明日から「幸せになる勇気」を持って行動を起こしていける、そんなきっかけになれば嬉しいです。

 
 
今回は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました。今後も仕事や人生に役立つ情報をどんどんアップしていきますので、覗きにきてください。
 
ではまた!