本要約

【5分要約】Vol.30_会話は、とぎれていい ―愛される48のヒント

ゴミー
ゴミー
なかなか会話が続かなくて気まずいなあ…

今回はこのように悩むあなたにおすすめの1冊をご紹介します。

こんな人にオススメの1冊

✔︎ 初対面の人と話すのが苦手
✔︎ 大勢の場で話す時はどうしても緊張してしまう
✔︎ みんなに好かれる会話のコツを知りたい

こんにちは、ゴミー(@GOMIE_BLOG)です。
 
今回取り上げる本は、フリーアナウンサーのカトパンこと、加藤綾子さんが書かれた『会話は、とぎれていい』です。
 
加藤さんが仕事で出会った一流芸能人の話し方を紹介した本で、芸能界の話ではありますが、どれも変わらず役に立つ視点だなと感じました。今回も5分で読めるように要約していきます。

 

著者情報

 加藤 綾子
 (フリーアナウンサー)

・1985年4月23日生まれ、埼玉県出身。O型。国立音楽大学卒業。
・2008年にフジテレビに入社。同年10月より、バラエティ『カトパン』で司会を務める。
・2010年10月より情報番組『めざましてれび』情報キャスターに就任し16年4月1日に卒業。同年4月、フジテレビを退社しフリーに転向。
 

 

 

好かれる人は一人ひとりを見ている


まず、明石家さんまさんの話し方についてです。
 
ある時、プライベートの食事会で、その中の一人の女性の恋愛トークで盛り上がっていました。しかし、お相手の男性には色んな噂もあることから、その場にいた人みんなが「あの人はやめておいたほうがいい」とアドバイスしました。
 
すると、さんまさんが「でも、アイツいいところもあるよなあ」とサラッと言ったようです。
 
さんまさんは、好きな相手を周囲に反対されて辛そうにしている彼女の想いを汲み取ったのです。かといって、積極的に推すこともしない。
 
それは自分で決めることだから、彼女が周りからの評価に惑わされず自身で判断しやすいように配慮してくれていたのです。さんまさん、神がかってますね。
 
このように大勢で会話している時は、「一人ひとりの顔を見る」という意識を持って会話に参加することが、好かれる人になるために大事なことです。
 
 

一流の人ほど緊張する


芸歴40年を超えるタモリさんは、こんなことを言っていたようです。
 
「経験が浅かった昔より、今の方が緊張するんだよね」
 
要は、プロ意識や責任感が強くなったり、元々それらが強い人ほど緊張するということです。
 
加藤さんもテレビではそつなくこなしているように見えますが、内心めちゃくちゃ緊張しているようです。そんな時の対処法を2つ教えてくれています。
 

1. 大勢の前で話す時はリアクションのいい人を見つける
2. 緊張して当たり前だと考える

 

1. 大勢の前で話す時はリアクションのいい人を見つける

ポイントは、頷いてくれたり、笑顔で聞いてくれている人を見つけて、その人に語りかけるつもりで話すことです。これだけでだいぶ緊張が和らぎます。
 
そして、逆に自分が聞く側の時は、笑顔で頷きながら聞いてあげることを意識しましょう。

2. 合格ラインを決めておく

「緊張を感じる」→「自分、なんでこんな緊張してるんだろう」→「焦ってもっと緊張する」→「あ〜やばい…」
 
緊張する時ってこんな無限ループに入りますよね。そもそも、人間あれば緊張すのが当たり前です。あのタモリさんですら緊張するわけですから。
 
なので、「緊張しないように」と考えるのではなく「緊張してもいいんだ」と考えるようにしてみて下さい。緊張を消そうとするのではなく緊張を受け入れる。この意識を持つだけで緊張が大きくなり続けることはありません。
 
 

知っていてもあえて言わない


話が上手い人ほど知っていることのすべてを話しません。坂上忍さんは、アナウンサーの羽鳥さんの一番すごいところをこうコメントしています。
 
「羽鳥さんは主役の立ち位置なのに、絶対に主役になろうとしない」
 
羽鳥さんは自分が司会する番組で取り上げている話題について、知っていることでも自分の口からはあえて言わず、コメンテーターなど番組が盛り上がる人に会話を回して話させるようです。一方、加藤さんは話すことが好きなため、思い付いたことは瞬発的に口に出してしまいます。
 
しかし、知っているけど言わないことが非常に重要になる場面があります。
 
例えば、部下や子供から「どうしたらいい?」と聞かれた時、答えを知っている場合ってありますよね。そんな時つい答えを言いたくなりますが、相手が自分の頭で考えて口にすることで、もっと成長できることがあります。
 
自分が言うのが必ずしも正解ではなく、適切な人に話させる。この意識を持つことが大切になります。
 
 

コミュニケーション能力=気配り力


次に挙げられているのは、キングカズ(三浦 知良)さんの話し方です。
 
キングカズさんは、いつも「相手がほしい答えをくれる」ようです。つまり、取材者が何を聞きたいかを把握していて、答えが的確で言葉が足りないことが一切ないということです。
 
マツコデラックスさんも一緒です。いつも視聴者が「それを言ってほしかった」と思うコメントを的確なタイミングでしてくれます。
 
また、キングカズさんは自分の意見を言う時、
 
「○○という人もいるとは思いますが、自分の意見は△△です」
 
というように、他者の意見を踏まえた上で意見を述べるようです。この言葉を付け加えるだけで、反対の意見にも配慮している姿勢を示すことができます。
 
こうしたキングカズさんの話し方に共通するのは、相手のことを優先に考える「気配り力」です。冒頭のさんまさんとも通ずる部分がありますが、気配りは会話力の根底だということが分かりますね。
 
 

話上手は聞き上手


話が上手い人というのは「聞き上手」です。最後は、加藤さんが究極の聞き上手と称する高島彩さん、池上彰さんについてです。
 
高島さんは、的確な相槌で次の会話を促してくれます。
 
「へー!それでそれで?」とか「その後どうなったの?」と楽しそうに次の話を促したり、間合い・表情・雰囲気といったすべてが心地良いようです。
 
一方、池上彰さんは誰もが分かるように説明する話し上手のイメージが強いかもしれませんが、同じくめちゃくちゃ聞き上手です。
 
例えば、子供たちがどんな質問をぶつけても「あ〜そうだよね」、「鋭い着眼点ですね」と必ず否定せず受け入れてくれます。そんなやり取りをしているうちに子供たちは意見をどんどん言いたくなるし、もっとその分野を知りたくなるのです。
 
「的確な相槌」と「どんな意見も否定しない」こと。明日からこの2つ、意識して話を聞いてみてほしいと思います。
 
 

最後に

本書は加藤さん自身がノウハウを伝授するのではなく、尊敬する方々の素晴らしい点を紹介しながら会話のコツをまとめられており、今までの会話術の本とは一線を画す良本でした。
 
また、タイトルに「48のヒント」とあるように、ここでご紹介できた内容はごく一部です。自分の短所もさらけ出してありのままを語る加藤さんの優しい人柄もわかる一冊ですので、興味のある方はぜひ実際に手に取ってみて下さいね。

 
 
今回は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました。今後も仕事や人生に役立つ情報をどんどんアップしていきますので、覗きにきてください。
 
ではまた!